いつも変わらぬ味をお届けしたい。
そんな思いから、素材にこだわり、旨味にこだわり、品質にこだわった“信州の味”を作り続けています。
やまへいの真心を込めた逸品を、ぜひご賞味ください。
おいしい野沢菜漬をつくるには良質な素材から
信州の代表的な味覚のひとつ、野沢菜漬け。やまへいでは、土づくりからこだわった100%国内産の野沢菜を手塩にかけて二度漬けし、自信を持って皆様へとご提供しております。
やまへいは、国内の契約農家とともに、こだわりの野沢菜栽培に取り組んでいます。一年中おいしい野沢菜漬けをお届けするためには、季節を問わず安定した“原菜”の入荷が必要。そこで県外農家との契約栽培を行うことで、オフシーズンにも安定した入荷を実現することができました。今では6~10月のハイシーズンには長野県八ヶ岳高原、オフシーズンの11~3月には徳島県、4~5月には茨城県・埼玉県などと、緯度と標高を利用した産地移動を行ない一年中新鮮・採れたての野沢菜を取り寄せています。
契約農家さんをご紹介
海水と太陽と風だけを利用して作られた天然の塩『天日塩』。漬け込みから熟成工程に至るすべてに、この天日塩を使用しています。人工的な加工はいっさい加えず、ミネラルがたっぷりと含まれている天日塩は、角の取れたまろやかな味わいが特徴。美味しい野沢菜漬けの味の決め手となります。
やまへいでは契約栽培を実行していただく際に、貝の化石を精製した有機肥料「シェルホード」を使用していただき、土壌改良から始める野沢菜栽培を行っています。
「シェルホード」は、富山県の高岡市周辺が太古の昔、まだ海であったころ堆積した貝の化石を精製してつくられ、酸化した土を中性化する働きがあり、微量な養分を多く含むため元気な野沢菜が育ちます。
お客様に信州を楽しんでいただくために
お食事処やまへいでは、そばをはじめ季節の素材や地元の食材を使用した信州の郷土料理をご用意しています。地元信州を知り尽くしたスタッフたちが、心づくしのおもてなしでお迎えいたします。
やまへいのそばつゆは、化学調味料を一切使用していません。創業以来継ぎ足し続けてきた秘伝のかえしの旨みと、かつおと昆布が香る合わせダシでつくられる、こだわりのそばつゆです。
そばをはじめ、信州ならではの味が楽しめる郷土料理。中でも信州佐久特産の身のよくついた体型で肉質がよい佐久鯉料理が自慢です。身は締まり鯉特有の臭みはなく、肝臓病や皮膚病、リウマチ等にも効果があるといわれています。滋味深い信州の逸品をお楽しみください。
やまへいの味を守り、おもてなしの心とチームワークの良さでお客様をお迎えするスタッフたち。くつろぎの空間で、信州の思い出づくりのお手伝いをさせていただきます。
郷土食を日本の伝統と共に
お食事処やまへい小諸店 母屋建物
新潟県中頸城郡大島村で大正から昭和年間に建てられた母屋を昭和51年小諸の地へ移築。
間口20m奥行き13m雪深い地で積雪時は、2階が入り口になっていたそうです。
一人の棟梁が3年近くの月日を費やし丁寧に建てたこの家は欅材を多用し厚塗りされた漆が深い輝きを今にとどめています。
鴨居の厚さ 2尺 大黒柱の太さ 尺寸
萱葺屋根の萱の厚さ最厚部2m 昔ながらの囲炉裏の煮炊きであれば屋根内側の萱が炭化し300年はもつといわれました。2tトラック 40台 職人延 500人により葺き上げられました。
1階広間と2階座敷からは釘を使わずに縄で締めあげた屋根裏の仕組みをご覧いただくことができます。
精工舎の製造の時計です。
戦時中長野県に疎開していたものを回りまわって骨董店から当社所有のものとなっております。昭和52年の開店以来カチカチと時を刻んでおります。毎日当店のスタッフがおもりを巻きあげており、いまだ現役の時計です。
庭園
四季折々の表情を見せる小諸店自慢の日本庭園を
お食事と共にお楽しみください。
水車小屋の中では石うす5基が小諸店と軽井沢店でお客様にお召し上がりいただくそば粉を少しづつ少しづつていねいに挽いております。
近隣から軽井沢町にかけての浅間山山麓で栽培されたそばは、年間15トンをそば粉にしています。
地元の食味特Aのお米も、お店でお召し上がりいただけるだけを精米してご提供しています。
庭内にある石灯籠は、徳川将軍家菩提寺の東京芝の増上寺に置かれていたものです。
戦後の境内が荒廃していた折、ホテル東京建設のため倒伏した石灯籠の多くは所沢の現在の西武球場前駅のあたりにおかれていたのですが、そのほとんどが倒れていたままであったものを昭和45年頃、当社の創業者が、ご指示のもと整理し組み立てました。(鬼押出し園にある天明の大噴火の供養のための観音堂は上野寛永寺の別院であり懇意にさせていただいていたと聞いております。)石灯籠の灯をともすところの火袋や笠、玉の大半は倒れた時に破損され、柱の部分についても折れているものがたくさんありました。
数台のクレーン車とともに十数人で石灯籠を組み立て、その時端材であった地輪などと数基の灯籠をいただいてまいりました。
この灯籠はそれぞれ将軍ごとに供養され柱には供養された将軍の戒名が刻まれ献上した諸国の諸大名の名も見受けられます。
台徳院(二代将軍徳川秀忠)惇信院(九代将軍徳川家重)にゆかりのものがございます。
中庭にある石臼塚は、二百基の石臼で構成され、今まで蕎麦や小麦お米など文字通り身を粉にして働いてくれた石臼に感謝し、供養するため塚を築きました。
当店こけら落とし(開店の際)には、当時の浄土宗大本山善光寺大本願の第120世法主一条智光上人様にお越しいただき供養いただきました。
そのさい揮毫(きごう・毛筆で文字を書くこと)いただいたものを当社の商号として使用させていただいております。
安心で高品質な商品をお届けするために
やまへいでは、お客様に高品質な商品を安心してお求めいただけるよう、O-157やノロウイルスの対策はもちろん、製造工場においても徹底した品質管理を行っています。
森永乳業(株)が開発した殺菌効果が高い処理水「ピュアスター水」を使用して、野沢菜や機械器具、工場内を洗浄しています。
ピュアスター水は、一般的な細菌やカビはもちろん、食中毒を起こす大腸菌、ノロウイルスなどに対して効果があることが確認されています。
ピュアスター水ならさまざまな微生物に効果あり
- 食中毒菌
- 大腸菌O111、大腸菌O157、コレラ菌、黄色ブドウ球菌、サルモネラ菌、ノロウイルス
- 一般菌
- 大腸菌、乳酸菌、黒かび、青かび、サッカロマイセス、カンジダ、ファージ
- 病原菌
- 緑膿菌、MRSA、インフルエンザウイルス、レジオネラ菌、結核菌
毎年、栽培基準の見直しを行い、肥料や農薬など栽培履歴が確認された野沢菜を使用しています。収穫の段階で改善できる項目、大きさや形状の確認、お客様からのご意見やご要望などを農家の方々と情報交換しながら品質の保持に努めています。
また、出荷される野沢菜は日々工場内にて評価され、その結果は農家の方々にフィードバックしています。
浅間山を望む信州小諸の肥沃な大地と緑ゆたかな自然が育んだやまへいの味と品質。信州の味を極めるべく、厳しい品質管理と万全を期した生産体制によりつくられた私どもの製品は、少しずつではありますが、着実に消費者の方々のご支持をいただいております。
健康指向が高まる今、食物繊維やカルシウム、各種ビタミンを豊富に含んだ漬物は、まさに時代のニーズに適応した自然食品の代表といえるでしょう。
そんな中、現代の嗜好にマッチした製品づくりの研究と開発にこれまで以上に専念し、確かな明日を創造することが私どもの夢であり、企業理念でもあります。
今後もお得意様方との共存共栄を目指して、愛される企業の実現に努力していく所存でございます。さらに一層のご支援、ご協力を賜りますよう、お願い申し上げます。
代表取締役社長 塩川正徳